【北関東】日光白根山 高山植物とエメラルドグリーンに輝く湖沼

登山
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2021年6月18日 梅雨の晴れ間に日光白根山にっこうしらねさんに登ってきました。

日光白根山には湯元スキー場と金精峠から登ったことがありますが丸沼高原スキー場からロープウェイを使って登るのは初めて。来シーズンは雪の時期に登りたいと思っているので今回はコースの下見も兼ねています。

ロープウェイで一気に2000mへ

9:30頃に丸沼高原スキー場に到着。平日ということもあって駐車場には20台程度しか停まっていませんでした。

ロックガーデンまで一気に上がります。

苔むす森の中を進む

二荒山神社の鳥居を潜って登山開始。最初は砂利がひかれ整備された道を進んでいきます。

登山道は苔むして北八ヶ岳の森と雰囲気が似ている。

山岳修験の中心になる大日如来が白根山でも祀られていいます。

上空は厚い雲に覆われて眺望は期待できそうもないので高山植物を楽しみに登ることに。

高山植物を楽しみながら歩みを進める

標高をあげていくと花びらに紅紫色のスジがはいるコミヤマタカバミと馬の蹄の形に似ているキバナノコマノツメ。

2400m付近は釣鐘の花冠が特徴的なイワカガミや花弁がハートに見えるキジムシロが咲いてました。

森林限界を越えると肌寒いのでシェルを着こんで最後の登りを進んでいく。

岩の先端からの眺望

11:27 日光白根山頂に到着。標高は2578mあり関東以北で最高峰。

足元をみるとブルブルと震えそうなので前だけを見て岩の先端に登りました。

大失態!撮れてなかった

ランチは無印で購入したレトルトのガパオにコンビニの塩むすび、目玉焼きの代わりにゆでたまごでなんちゃってガパオライス。なのですが食べ終わってから写真が撮れてないことに気づきました。また近いうち作りたいと思います。

下山は弥陀ヶ池みだがいけ方面から戻るコース。岩の間を抜けて下りに入っていきます。

雲の隙間から弥陀ヶ池が顔を出しました。暫くがれた急坂を下っていきます。

午後になってやっと晴れてきた

午後になってやっと晴れ間がでてきました。こちらは燧ヶ岳ひうちがたけ。山頂2つのピークは俎嵓まないたぐら柴安嵓。しばやすぐら

平ヶ岳ひらがだけ方面はなだらかな稜線が続いてて歩いたら気持ち良さそう。

色鮮やかな湖沼

陽の光によって沼面がエメラルドブルーに輝く五色沼ごしきぬま。その美しさに見惚れしまう。

弥陀ヶ池みだがいけの全容が見えるところまで降りてきました。

降りてきたルートを振り返る。こうやってみるとかなり急な所を降りてきたんだな。

こちらの斜面にはまだミネザクラが残っていました。薄ピンク色の花びらに癒される。

弥陀ヶ池に到着。この時は独り占め状態だったのでベンチに腰掛けてぼーっと眺めてました。とても贅沢な時間。

池の周辺はツガザクラ、ミツバオウレン、イワカガミなどの彩り。鹿から花を守るように電線が張られてますが写真を撮ることに夢中になっていたら電線に触れたようでビリビリビリとプチ感電。電圧は低いのでちょっとピリッとした程度でしたのでご安心を。

深い森を抜けてロックガーデンへ

ロープウェイ乗り場までの道のりは苔むした樹林を進んでいく。すると突如目の前から鹿が飛び出してきた。驚いて転びそうになったけどなんとか耐えて転ばずには済んだ。

七色平まで戻ってくればロープウェイ乗り場までももう少し。写真に写っている小屋の中は地面が剥き出しで薄暗くて何か出てきそうな雰囲気だったのでさっさと出ることに。

陽に照らさらて苔も緑や黄色に輝いている

七色平からは登りでも歩いた道を使いゲートまで戻ってきました。

足湯で登山の疲れを癒す

ガーデンテラスまで戻ってきました。ここには足湯があるので浸かりながら今日の山行を振り返る。

今まで登っていたコースは登り下りがあって体力的にしんどいという記憶がありましたがロープウェイを利用するやはりかなり楽に山頂にたてるので気軽に着たいときにはこちらのコースを利用するのがおススメです。次回は雪のある時に訪れたいと思います。

登山日:2021年6月18日

コース:
9:45 日光白根山ロープウェイ山頂駅
10:03 大日如来
11:27 奥白根山
13:16 弥陀ヶ池
14:18 日光白根山ロープウェイ山頂駅

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