小雨混じりの中、磐梯山に登りに行ってきました。今回は旅行の合間に限られた時間しかなかったので急いで登ってきました。
磐梯山は表側からみると会津富士といわれるほどきれいな山体をしていますが、裏磐梯は明治時代に水蒸気爆発で山体崩壊がおき山肌が剥き出しになっているため荒々しいです。山頂から北側には五色沼をはじめとした湖沼が多数あり様々な形や色彩を楽しむことができます
八方台登山口~磐梯山山頂
磐梯山に最短で登れる八方台登山口から登山を開始します。登山口によく設置されている熊出没の看板をみると今日も会わないようにと心の中で念じてる
いつものように登山届はコンパスで提出済
登りはじめは新緑の中、なだらかな登山道を歩んでいくのでとても気持ちがいい。
ほんのりと硫黄の匂いが漂ってくると目の前が開け、中の湯に到着
中の湯には温泉宿の痕跡が残っています。もし今後復活することがあれば泊ってみたいです
磐梯山登山者も多いということもあり、登山道はよく整備されています
裏磐梯スキー場方面との分岐に到着。裏磐梯スキー場からの登ることも考えましたが八方台登山口からの登るよりも距離があるので今回は断念しましたが見どころもあるので次回はあちら側から登ってみたいです。
桧原湖をはじめとして眼下には無数の湖沼が点在しており、展望はとてもよいです。
山体崩壊により山肌が剥き出しになっておりとても迫力がある
しばらく進むと縦移動よりも横移動が多く、アップダウンも思っていたよりも少ないです
お花畑方面との分岐に到着。お花畑は下山時によることにしてまずは山頂を目指します
弘法清水に到着、直ぐ横手に小屋がありますがこちらも下山時に寄ることにして、まずは標識の裏手の登山道を進んでいきます
弘法清水から山頂までは道幅が狭くやや急な登りとなっています。雨風が強くなってきたので稜線にでるまえにシェルを着込んで寒さ対策
山頂手前の開けた所からは先ほど通過した弘法清水が眼下にみえます
登山口からは1時間15分山頂に到着。一番乗りだったようで山頂を独り占めして360度の展望を楽しみます。
山頂の標識ないなと思ったら少し下がったところに設置されてました。
こちらは登ってきたルート。晴れてれば東北の名峰を望むことができるようです
標識の向こうには猪苗代湖。日本で4番目の広さ。
山頂をひとまわりしたら時間もないので下山を開始します
崖の横に登山道
弘法清水の岡部小屋まで戻ってきました。小屋はまだ空いてないので窓の隙間から人がいないか覗いてみましたが気配がしないので、ここでの手ぬぐい購入は諦めました。
小屋前の湧き水でのどを潤します。冷たくてとても美味しい
迫力のある山容
帰りはお花畑を通って下ります
この花はフクシマシャジンかな
お花畑には色々な種類の花が咲いていて見ていると癒されます
鮮やかなオレンジ色はクルマユリ。十年以上、山に登っていても花の名前は未だに数種類しかわからないです
雲海と桧原湖。もう少しゆっくりとみていたい
この木道がでてくると登山口まであと少し
登山口まで戻ってきました。のんびりと登山の余韻に慕っている時間がないので駐車場に停めている車で急いで宿泊先へもどります。・・・・何とか朝食には間に合いました。
磐梯山は今回利用したコース以外にも登山コースがあるので次回は雪のある時期に裏磐梯スキー場から銅沼やイエローフォールを廻ってみたいと思います。また、登山だけでなく周辺の五色沼散策や湖でのアクティビティ、美術館など遊びの選択肢がいくつもあるので家族で訪れても楽しめる所だと思います。
登山日:2020年7月26日
コース
5:18 八方台登山口
5:35 裏磐梯スキー場分岐
6:18 弘法清水
6:33 磐梯山
7:12 黄金清水
7:51 八方台登山口
注意:登りは早登り、下りは走った区間があるのでコースタイムは短くなっています。
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