【東北】八幡平 なだらかな山容とワタスゲが咲く高層湿原

ハイキング
ハイキング

北東北の旅、2日目は八幡平へ行ってきました。

八幡平は十和田八幡平国立公園に指定されており山頂付近は平らな地形が特徴的で気軽にハイキングを楽しむことができます。

網張温泉から盛岡駅へ

前日宿泊した網張温泉から宿泊者だけが利用できる無料バスで盛岡駅まで戻ります。網張温泉を通る路線バスは2019年に廃止されたので岩手山から縦走して網張温泉へ下った場合、タクシーもしくは網張温泉へ泊って無料バスで盛岡駅まで戻るかのどちらかになります。タクシーで戻る場合は運賃が1万円程かかるので、宿泊して美味し物を食べて飲んで、ゆっくり温泉に浸かり翌日無料バスで戻った方が差額を考えるとお得な気がします。ちなみに宿泊費は1.2万円程でした。

バスに揺られること50分、盛岡駅に戻ってきました。ここからは八幡平までバスも運行してますが次のバスまで1時間半ほどある為、駅前でレンタカーを借りて向かうことにしました。

なだらかな八幡平をハイキング

盛岡駅から1時間半、八幡平の駐車場に到着。

秋田県と岩手県の県境、山頂への入り口は秋田県側にあるのでまずは秋田県へ足を踏み入れます。

八幡平レストハウス前より山頂へ向かいますが観光地化されておりコースも歩きやすいので登山というよりはハイキング

少し歩いた所から振り返って八幡平レストハウス方面。八幡平レストハウスでは食事やおみやげなどを購入することができます。山頂には山小屋などはないのでここで手ぬぐいを購入しました。

路肩に咲くミヤマキンポウゲ、ハクサンチドリがお出迎えしてくれました

コースはこのように石畳が整備されてるのでとても歩きやすいです。

天気がよければ、岩手山、秋田駒ヶ岳、鳥海山などを望むことができるようが今日は雲が重くたれこめているので景色はおあずけ

ガマ沼に到着。名前から察するにガマガエルがたくさんいるので名前の由来になったのかと思ったら、”釜”がなまってガマになったらしい。この辺りはもともとは火山帯でその火口に水がたまりこのような火口沼がいくつもできたそうです。

ほどなくして八幡平頂上に到着、散歩してたら着いちゃったという感じで手応えありませんがたまにはこういうのもありでしょう。

山頂の見晴台にあがってみましたが樹木に遮られてほとんど景色はありませんでした。その代わりに日本百名山の深田久弥さんの言葉で情景を思い浮かべてみてください。

八幡沼まで戻ってきました。ここからは八幡沼の周りを巡るコースへ進んでいきます

沼畔の陵雲荘、手前にはベンチなども設置されているのでランチなどを取るにはちょうど良いポイント

八幡沼畔は高層湿原になっており木道が整備されています。この時期はワタスゲが群生しておりその光景は心を癒されます

木道の脇にはひっそりとイワカガミ。写真を撮りつつゆっくりと歩みを進めていきます

沼畔を半周したあたりでニッコウキスゲの群生。ゆっくり歩いても数十分で一周できてしまう。

ニッコウキスゲ越しの陵雲荘

山頂入口に向けて戻っていると目の前が開け、そこからはなだらかな山容を一望できる

ハイキングを終えて駐車場にもどってきました。ゆっくり回っても1時間半程度のコースでした。

盛岡駅まで戻る途中に三大麺のひとつ盛岡冷麺の元祖「食道園」へ寄りましたが昼休憩だったので、盛岡駅前の「ぴょんぴょん舎」で冷麺を食してから岐路につきました。

1泊2日の北東北の山旅はこれで終わり、天気が曇天だったのが少し残念ですがそれでも岩手山の変化に飛んだ登山道やなだらかな八幡平と満喫することができまました。次回来るときには裏岩手縦走路を歩いてみたいです。

登山日:2020年7月18日

コース:
11:31 山頂入口
11:39 見返峠
11:45 ガマ沼
11:55 八幡平
12:14 陵雲荘
13:03 山頂入口

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