【上信越】残雪期 赤城山 神秘的なアイスバブル

雪山登山
雪山登山

残雪期の赤城山に行ってきました。
雪のある時期は2回目、コースはおのこ駐車場〜黒檜山〜駒ヶ岳のルートを周回してきました。今年は大沼でアイスバブルが見れるというのでこれを楽しみにやってきました。

はじけるアイスバブル

朝の8時前におのこ駐車場に到着しました。すぐ目の前が大沼なのでゆっくりと準備します。今日は気温が高そうなので上半身はドライレイヤー、 ロンT、インサレーション、下半身はトレッキングパンツにゲイターと残雪期スタイル。準備ができたらさっそくアイスバブルを見にいきます。

この時期大沼は全面凍結しているのでワカサギ釣りを楽しむ方が多く訪れています。その釣りの様子を横目にアイスバブルが見れる地点を探します

すると雪が飛ばされている地点で氷の中に閉じ込められたアイスバブルがあらわれました。もう少し大きな気泡とおもってましたが、その見た目は炭酸ジュースのこまかな泡がはじけているよう。まだ早い時間ですがこの気泡をみていたら何故かハイボールが飲みたくなりました。

アイスバブルとは湖底の植物から発生するメタンガスが湖面にたどり着く前に凍り付いてできる現象で、白い無数の気泡が時が止まったように足元に広がる様子

https://www.canada.jp/stories/post-19279/

赤城神社で安全祈願

アイスバブルをみることができたので今日の目的は達成ですがここから先が本格的な登山になるので赤城神社で登山安全を祈願してから登山口へ向かいます。

黒檜山へのアタック

こちらが黒微山登山口、登り始めは急登で踏み固められて凍っている個所もあるのでアイゼンを装着します

今日はオクトスのワンタッチ式の10本爪アイゼン、厳冬期のカリカリの急斜面が続くような登山道でなければワンタッチ式のアイゼンは装着、着脱が楽なので使い勝手はとてもよいです。

登山口からしばらくは樹林帯を進みます。すると目の前が開け全面凍結している大沼の全容をみることができます。眼下にはワカサギ釣りのテントがあちらこちらに点在しておりポイントが複数あるんだなということが判ります。

登山道は雪が解けて地面がむき出しになっている所もあって今年は雪が少なかったんだなということを感じます

晴れていれば富士山がみえるのですが今日はあいにくの曇天模様なのでみることはできないので先を急ぎます

標高をあげてくると樹枝を覆う霧氷、結晶が幾何学的になっていて見ていて楽しい

登山口から1時間15分程で頂上に到着しました

黒檜山から駒ケ岳へ

まずは絶景スポット方面へ進みますが前方はこのようにガスで覆われていて景色は望めないので駒ケ岳方面へ向かいます

黒檜山の南峰のピーク地点となる場所には黒檜大神碑が祭られています

駒ケ岳方面と絶景スポット60歩の分岐点、見に行ってみましたがやはり真っ白で何もみえず

分岐点からは一旦下ります、思っていたよりも雪が緩んでいたので前爪のアイゼンを履いてきて正解でした

ガスの切れ間からはこれから向かう駒ケ岳がうっすらとみえます

こちらは長七郎山の火口湖の小沼、こちらも全面凍結しているようです

鞍部まで降りてきました。振り返って黒檜山、山頂はガスに覆われて見えません

駒ケ岳方面はかろうじて姿をみせてます

登り返して駒ケ岳へ向かいます

ほどなくして駒ケ岳山頂に到着、こちらの山頂は雪はありませんでした

駒ケ岳山頂でランチ

山頂標識の奥にちょっとしたスペースがあるのでここでランチ。今日はカニ雑炊とたまごスープ。SIGGをはじめて使ってみましたが保温力はサーモスの山専ボトルやモンベルのアルパインサーモボトルの方がよいので今後はコールド専用にしたいと思います

黒檜山山頂のガスは取れそうで取れない

駒ケ岳登山口へ向けて下山

駒ケ岳山頂付近は雪道もだいぶ細くなってきているので雪庇に注意しながら下山します

後はくだるだけなのでなだらかなトレイルをゆっくりと歩みを進めていきます。

駒ケ岳登山口までもどってきました。ここからは舗装路を少しくだり駐車場へもどります

今日はずっと曇天で稜線からの景色がみれず残念でしたが、それでもゆっくりと雪道を楽しめたのでいいリフレッシュになりました。次回はワカサギ釣りにも挑戦してみたいと思います。

登山日:2019年3月3日

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