【北東北】飯豊山 ずっと眺めていたい稜線と酒のつまみ

登山
登山

2022年9月10日に東北の飯豊山に登ってきました。

前々からいつかは行こうと思ってましたが、天気や予定があわずになかなか訪れることができなかった飯豊山。天気予報を見ていると土日ともに晴れ予報。これは行けと言ってるだなと、自分を思い込ませて訪れることにしました。

コースは御沢野営場から飯豊山頂までのピストン。他の方のログや写真を見て、いい所なんだろうなとは思ってましたが自分の目でみて納得の素晴らしさでした。

DAY1

深夜の高速を飛ばして御沢野営場に到着したのが深夜2時頃。この時間で駐車場は7割程埋まっていました。少し仮眠をしてからスタートします。

4:37 御沢野営場をスタート

この時点ではまだ暗いのでライトを点けて進んでいきます。

10分程で登山口に到着

ここから本格的な登山道。始めから急坂を登っていきます。

樹林帯の中は蒸し暑く、汗が吹き出してきます。

木々の隙間からの雲海

視界が樹木に遮られているので隙間を探して眺めました。

登り始めて2時間ほどで横峰に到着。

ここまでテント泊装備を担いで登りっぱなしだったのでここに来てようやくひと息着きます。

峰秀水

水場は何箇所かありますが今回利用したコースで小屋以外で脇道にそれずに登山道沿いの水場はこちらだけ。

アキノキリンソウ

周りは真っ白でしたが雲の切間からは時折青空が見えたりしてました。

剣ヶ峰に到着

三国小屋へ向かう途中の難所の岩場を通過します。なかなか晴れずにスッキリしない天気。

三国小屋に到着

ここで一息ついたら切合小屋へ向かいます。避難小屋ですがこの時期は管理人の方が常駐してました。

センジュガンピ

三国小屋からは小さなアップダウンを繰り返しながら進んでいきます。

切合小屋の近くまで進むと雲が徐々にとれてきました。

遂に雲がとれて青空になりました。

この時に近くにいた方と晴れてよかった、素晴らしい景色ですね。なんて会話が自然にはじまっていました。

山容の出立ちがひときわ目を引く大日岳

そして飯豊山から大日岳へ続く縦走路にはこの時期でも雪渓も残っていました。

切合小屋に到着

小屋の横手で水を汲んでからお目当ての手拭いを購入。時間もまだ早いのでベンチに腰掛けて景色を眺めながらひと息つきます。

大日岳のズーム

飯豊山地最高峰ということだけあって威厳のある山容。

本山小屋へ続く登り

少し登っては景色を眺めてを繰り返しながら徐々に高度を上げていく。

途中には岩場を越えていく箇所もあったり変化に富んでるので歩いて楽しめる。

御前坂下

ひと息入れてから最後の坂をあがっていきます。

大日岳と雪渓

あそこでビールをキンキンに冷やしたら美味いんだろうななんて考えてました。

一ノ王子のテント場

風が強くテントを張るのが一苦労でしたがなんとか設置。飛ばされないように周りにあった石でしっかり固定します。

テントでしばらく休憩しようと思ってましたが日が照っておりテント内にいるとじっとり汗をかいて暑いので山頂に向かうことにしました。

本山小屋の裏手に出ると山頂が見えてきました。テント場から山頂までは15分程の距離になります。

12:58 飯豊山頂に到着

大日岳方面へ続く縦走路

この景色がずっとみたくて楽しみにしてました。岩に腰掛けてしばらく眺めを楽しみました。

本山小屋

山頂に行く時には人が並んでいたのでテント場に戻る時に寄りました。テント場の料金はトイレの利用料込みで1100円。他に手拭いとビール1000円も購入。

テン場に戻って、もつ煮と炭火焼き鳥をつまみに一杯やります。眺望もあってかいつもの何倍も美味く感じました。

そうこうしていると火が沈み出したので、もう一度眺めに行きました。

夕日に照らされて描き出された山影

山頂には行かずに少し手前で夕日に照らされた山頂を眺めます。周りが徐々に染まり幻想的なひと時。

沈みゆく太陽と飯豊山

岩に腰を掛けながら日が沈む光景をボーッと眺めていました。

中秋の名月

山間から顔を出した月は赤く輝いてました。

テン場に戻り寝袋に包まれながら今日撮影した写真や動画を見返していたらいつの間にか眠りに落ちていました。

DAY2

朝焼け

眠りについたのが早かったこともあり3時過ぎには目覚めました。コーヒーを飲んだり朝食をとりなが辺りが明るくなるのを待っていました。

日の出前にはテント場を後にして下山開始。

御前坂下まできた所で日の出を迎えました。

陽の光によって明るくなるにつれて月は徐々に薄れていく。

下ってきたルートを振り返る。登るのは一苦労だけど下るのはあっという間。

タカネマツムシソウ

草履塚

標識の上に落とし物も絵になる眺望

吾妻山方面

切合小屋

トイレを借りたら足早に先へ進みます。三国小屋、切合小屋、本山小屋のトイレは同じ仕様でとても綺麗で使いやすかったです。

登りの時には気にしてなかった標識。

大日杉方面との分岐

右手の川入方面へ進んで坂をあがっていきます。

この眺とはここで見納めなので最後にしっかりと目に焼き付ける。

吾妻山方面を眺めつつ気持ちのいいトレイルを進んでいく

稜線の向こうに三国小屋

昨日はガスが出ていたので見えなかったがこんなにも眺望が良いとこを歩いていたんだな。

三国岳からは岩稜帯を注意しながら下っていく。

天気がいいこともあって岩稜歩きも楽しい。

樹林帯に入ってからは黙々と下っていく。

10:11 御沢野営場に戻ってきました。

やっと訪れることができた飯豊山。山頂迄の道のりは、なかなかタフなので気軽に行ける所ではありませんが、それでも稜線からの眺望は抜群なのでチャンスがあれば訪れてみてください。

登山日:2022年9月10日、11日

コースタイム
DAY1
4:37 御沢野営場
6:42 横峰
7:45 剣ヶ峰
8:10 三国小屋
9:56 切合小屋
11:39 一ノ王子(テント場)
12:42 本山小屋
12:58 飯豊山
DAY2
4:56 一ノ王子
6:21 切合小屋
7:28 三国小屋
8:48 横峰
10:11 御沢野営場

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