昨年に続いて今年もコロナに翻弄された1年となりましたが、それに併せるように登山スタイルも変化を見せ、実際に体感した年となりました。山小屋の宿泊では予約が必要になり、マスク、シーツ、携帯アルコールの持参が必須になったりと実感した年となりました。
そんな状況にあっても山に行きたい気持ちは冷めることなく、今年も多くの山に登ることが出来ました。
このブログも書きはじめて2年程が経ちますがこの所は登った山の半分も残せてないので来年はもう少し気合を入れて残せていけたらと思います。
- 1/3 武尊山 雪山登山
- 1/31 奥日光刈込湖 雪山登山
- 2/6 宝登山 花見登山
- 2/12 蔵王山(熊野岳)雪山登山
- 2/13 安達太良山 雪山登山
- 2/23 筑波山 登山
- 2/28 高水三山 登山
- 3/5 奥武蔵 トレラン
- 3/14 三毳山 ハイキング
- 4/3 宝篋山 ランチ登山
- 4/10 平標山 残雪期登山
- 4/23 古賀志山 登山
- 5/2 甲武信ヶ岳 登山
- 5/4 太平山 ハイキング
- 6/12 朝日岳、三本槍岳 登山
- 6/18 日光白根山 登山
- 7/16 早池峰山 登山
- 7/17 秋田駒ケ岳 登山
- 7/25 棒ノ嶺山 登山
- 8/7 両崖山 ハイキング
- 8/20-21 立山と剱岳 登山
- 9/7 越後駒ヶ岳 登山
- 9/12 武甲山 ハイキング
- 9/24 妙高山、火打山 登山
- 10/8 赤城山 登山
- 10/30 塔ノ岳 登山
- 11/13 社山、半月山 登山
- 11/21 加波山 ハイキング
- まとめ
1/3 武尊山 雪山登山
今年最初の山はここ数年定番になっている武尊山。いくつかの雪山を登ってきましたが雪山の眺望の中ではピカイチ。これ以上のフォルムに出会ったことがないです。
武尊山方面から稜線越しの剣ヶ峰山の眺めが一番のお気に入り。いつみても美しいです。
1/31 奥日光刈込湖 雪山登山
刈込湖には新たに購入したスノーシューを試し履きに行きました。駆動力が上がったことで深雪の登りもものとはせず進んでいけるのはとても○で購入して正解でした。
寒い時期は手軽に作れて温まれるものが一番。ここ最近は鍋焼きうどんがお気に入りです。
2/6 宝登山 花見登山
この時期になると早くも蝋梅の花が満開。黄色の小さな花が山頂を彩り、一帯は甘い香りに包まれます。
下山後のお楽しみは阿佐美冷蔵のかき氷。氷がふわふわで口に入れると一瞬で消えてしまう。蜜は甘すぎることなくトッピングとの相性もバッチリ。
2/12 蔵王山(熊野岳)雪山登山
厳冬期の晴天を狙って樹氷を眺めにいってきました。リフトに乗っていると突如として現れるスノーモンスターは圧巻。長時間眺めていても飽きることはありませんでした。
ひとつとして同じ形がないのも見ていてとても楽しい。だけど近づき過ぎるとツリーホールに落ちるので要注意。
2/13 安達太良山 雪山登山
過去に2度登った時はどんよりとした天候で青空を見ることはありませんでしたが、3度目の正直ではじめて山頂から「ほんとの空を」を見ることが出来ました。
爆裂火口付近は風の通り道になっており幻想的な氷のオブジェはここは地球かと思わせるくらい不思議な世界。
2/23 筑波山 登山
女体山の山頂からは関東平野を一望。遮るものはなく地平線まで見渡せる関東平野って広いなと改めて実感しました。
人気の山だけあって、山頂には多くの方が景色を収めようとカメラを構えて撮影ポイントを順番待ち。自分もひさびさにならびました。
2/28 高水三山 登山
この時期になると山も春めいて歩いていると暑いくらい。アクセスがよく手軽に3つのピークを廻れるので登山を始めたばかりの方にもおすすめのコース。
御前山から大岳山までの区間は比較的なだらかなので歩いていても気持ちいいルート。
3/5 奥武蔵 トレラン
西吾野駅〜高麗駅迄の約20km。走りはじめはカラダが重くふくらはぎもピクピクしてましてがそれでも走っているうちに徐々に収まり中盤からはいいリズムで走ることができました。
関八州見晴台へ向かう途中には歴史を感じる高山不動尊。ここには樹齢800年といわれる大イチョウがあり紅葉の時期は落葉が辺りを黄色に染めて見事です。
3/14 三毳山 ハイキング
今年も開花の情報が届いたのでカタクリを見に行ってきました。満開には少し早かったけれどそれでも可憐な花弁はいつもの可愛らしさをみせていました。
下山後はお決まりのいわふねフルーツパークで買い物。大量に買うのでいつも帰りのザックはパンパンではち切れそうになります。
4/3 宝篋山 ランチ登山
ここ最近ランチ登山で何回か訪れている宝篋山。山頂からの眺望が素晴らしのとテーブルや椅子が何箇所も設置されているので調理もしやすい。ここで鍋パーティしている方などもいました。これからの寒い時期はいく頻度が増えそうです。
山頂からは筑波山をはじめとして天気がよければ日光連山まで眺めることができます。
4/10 平標山 残雪期登山
春の日差しの中、残雪期の平標山へ。5合目以降は雪がしっかりと残っておりまだまだ雪山を楽しむことが出来ました。仙ノ倉山へ続く稜線。あと2ヶ月経つと辺りは高山植物で埋め尽くされ、そのさまは圧巻の光景。
この辺りから暫くの間、上越の山並みを眺めながらなだらかな稜線歩きはこのうえなく気持ち良い。
4/23 古賀志山 登山
冬に訪れる低山リストを増やす目的で訪れた古賀志山。中尾根コースは岩場を通るコースでちょっとしたスリルを味わえいくつにも別れたコースは選びたい放題。低山でありながら奥深い山でした。
トラロープは頼りないのでなるべく使わずに3点支持を意識して慌てず確実にホールドしながら登っていくと怖さも半減できます。
5/2 甲武信ヶ岳 登山
甲武信ヶ岳に手拭いゲットを目的に行ってきました。山頂からは百名山がいくつも見れ眺望は抜群。
小屋で手拭いをゲットした後、小屋前でのんびり昼食。この時期だとまだ雪が降ったりするので防寒対策はしっかりすることをオススメします。
5/4 太平山 ハイキング
あじさいには少し早いですが新緑の薫りと団子を食べに歩いてきました。途中からは歩いたことのないコースを利用して新たな発見をしたりと何度訪れても楽しめるコース。
太平山神社でお参りした後は裏手の階段から奥社へ向かいそこから晃石山までプチ縦走。山頂からは日光連山の眺望をおかずにランチを楽しみました。
6/12 朝日岳、三本槍岳 登山
那須連山は1年を通して色々な顔を見せてくれる山でアクセスもよいので何処かに登りに行こうと考えた時には真っ先に思い浮かぶ山のひとつ。今回は朝日岳、と三本槍岳をピストンで廻ってきました。荒々しい朝日岳とは対照にたおやかな三本槍岳。直ぐ隣の山なのにこんなにも違った表情をみれるのもこの那須連山の魅力。
下山後は源泉掛け流しの鹿の湯。ぬる湯から徐々に身体を慣らしてあつ湯へチャレンジするも46度が限界だった。
6/18 日光白根山 登山
今までは湯の湖から前白根山を経由して登ることが多く本白根山まで険しい道のりを歩いていましたが、はじめてロープウェイを利用。あっと言う間に2000mまで連れて行ってくれるのでクセになりそうです。
ロープウェイ乗り場に戻ってきた後は足湯に浸かりながら山並みの眺望を堪能。
7/16 早池峰山 登山
昨年北東北を訪れた時に来年はこの花を見に行こうと決めてました。綿毛をまとったハヤチネウスユキソウはここでしかみれない固有種で貴重な花。
樹林帯を抜けると岩がゴロゴロとしているエリア。この辺りは蛇紋岩で滑りやすいので転ばないよう慎重に登りました。
7/17 秋田駒ケ岳 登山
ムーミン谷のチングルマ、大焼砂のコマクサ、阿弥陀池のニッコウキスゲ何処を歩いても高山植物の宝庫。
阿弥陀池から男岳に向かう斜面にはニッコウキスゲの群落。緑に黄色の花が映える。
7/25 棒ノ嶺山 登山
夏の暑い日が続くと涼が欲しくなる。かといって遠出するならアルプスに行きたい。そんな時に手軽に涼を感じれる所はとても貴重なスポット。
ゴルジュ帯は濡れる前提で歩くと足の置き場も気にせずに進め転倒リスクも軽減できるのでこういう時は思い切って水に入ってしまいます。
8/7 両崖山 ハイキング
夏場の低山は涼しいポイントがほとんどないので修行する気構えで山に入りますがやっぱり暑い。
織姫神社は縁結びの神様。ここからは足利の街並みが一望できます。近くには小さな山がいくつかあるので今度はそっちにも足を伸ばしてみたい。
8/20-21 立山と剱岳 登山
室堂から立山と剱岳を一泊2日で廻ってきました。午後に入ってガスに包まれていましたが劔沢キャンプ場に向かって下っていると突如目の前が開け剱岳が荘厳な姿を現してくれました。
真砂岳へ続く稜線。右手の内蔵助カールにはこの時期でも雪渓が残っていました。以前に調査をしたようですが氷河に認定されてないのでここの雪は万年雪のようです。
9/7 越後駒ヶ岳 登山
どっしりとした山容の越後駒ヶ岳。枝折峠から細かなアップダウンを繰り返しながら登ってきました。山頂からは目の前に八海山。八ッ峰の岩峰は迫力満点。
朝日に照らされた雲海が山の斜面を流れ落ちる滝雲は絶景そのものだった。
9/12 武甲山 ハイキング
ごはんを炊こうと思う時によく訪れる武甲山。山頂から秩父の街並みを眺めたら山頂直下の開けた場所でゆっくりランチするのがお決まりのルーティン。
ここの水場でナルゲンボトルに入れた米に水を汲んで登ります。山頂に着く頃にはいい感じに米が水を吸ってそれを炊き上げるとがふっくらもちもちのごはんにありつけます。
9/24 妙高山、火打山 登山
紅葉が始まった妙高山と火打山を日帰りで廻ってきました。天狗の庭では湖面に映り込む逆さ火打山や湿原越しの紅葉が癒しを与えてくれる。
黒沢池ヒュッテから登り下りを繰り返した先にある妙高山。大倉乗越からはトラバースするように長助池分岐へ下りそこから先の登り返しは急登が続き体力が削られる。
10/8 赤城山 登山
紅葉が始まった赤城山。展望台から眼下に大沼とその向こうには地蔵岳の眺望。冬になると湖面が全面凍結してその上を歩ける時期はなんかワクワクしてしまう。
駒ヶ岳の山頂で黒檜山を眺めながらランチするのがいつもの定番。こちらの写真は大ダルミから黒檜山方面の眺望。
10/30 塔ノ岳 登山
何年かぶりにバカ尾根から塔ノ岳と鍋割山のルートで廻ってきました。人気の山だけあって塔ノ岳の山頂では座るところを探すのもひと苦労するくらいの人。金冷シから鍋割山へ向かうルートに入ってやっと静かな山歩きが出来るようになった。
大倉尾根から眺め、天気が良いこともあって山並みもハッキリと望むことができます。
11/13 社山、半月山 登山
ここの展望台からの眺めが素晴らしい。眼下に出島と中禅寺湖、その向こうには男体山をはじめとした日光連山を見渡すことができる。
社山から半月山の眺望。これから歩くルートを一望することができる絶好のポイント。
11/21 加波山 ハイキング
筑波連山第二高峰、加波山。冬の低山歩きリストに入れるか決めるためにやってきました。登山道は人が少ないせいか落葉がフカフカで足にやさしくていいのだけれど、山頂付近は展望がなくゆっくりと座ってランチをとるような所もないのでその点はすこし残念。もう少し先まで行くとまた違った景色が観れるだろうか。次回来る時には少し早めにきてもう少し長い距離を歩いてみたいと思います。
山頂付近はこのような社が何箇所もあって信仰が深いというのを感じます。
まとめ
最近はコロナ感染者も減少傾向となり、山にも人が戻ってきたように感じます。来年は更に落ち着いて山小屋の人数制限なども緩和される事を切に願います。
そして来年はもう少し遠征して未踏の山で新たな感動を味わいたいと思います。何はともあれ今年も1年通して山に登れて感謝です。
今後もボチボチ書いていきますので時間ありましたら覗いてやってみてください。来年もこのブログともどもよろしくお願いします。
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