【四国】四国遠征旅 剣山と石鎚山

登山
登山

2025年5月22日〜24日にかけて、四国の剣山と石鎚山に登ってきました。初日は剣山、リフトを使えば1時間程で山頂まで行けるのでラクラク登山。翌日は石鎚山、こちらは鎖場などスリルを味わえるワクワク登山。

DAY1

初日は高松までの移動もあるので、登山に使える時間は限られてましたが、それでも3時間程は山に入っていられるので、最短ルートで剣山に行ってきました。

コースは見ノ越からリフトを使って西島駅にあがり、そこから山頂までのピストン。

羽田から高松までは飛行機。そこからレンタカーを借りて登山口へ向かいます。車を走り出して分かったのですが、国道なのに細い1車線でクネクネ道の区間が多いので、運転にとても気を使うということ。下町で2時間以上もあるので、見ノ越についた時はやっと着いたというプチ達成を感じてました。

リフト乗り場と同じ建物には観光センターがあり、登山用品なども販売しているので、忘れ物をした時にはここで購入することができます。

見ノ越からはリフトを使って西島駅まで上がります。料金は往復で1,900円でした。

天気予報では朝方までは雨。その後は晴れ予報。リフトに乗っている時には山頂で青空でないかな何んて淡い期待をしていました。

15分程で西島駅に到着

今日は下山後に愛媛の伊予西条まで移動するのでで、最短ルートで山頂へ向かいます。

大剣神社

辺りは一面真っ白で景色はない為、途中の神社で足を止めては、どんな歴史のある神社なんだろうと考えていました。

剱山本宮に到着

剱山本宮の直ぐ横には剣山頂上ヒュッテ

ヒュッテでは何種類かの手拭いが売っていましたが、こちらの2枚を購入。下の手拭いは翌日に登る石鎚山頂上山荘とのコラボで色違いときいたのでもちろん購入しました。

辺りは真っ白でしたがどうせここまで来たので、山頂も行っとくかということで向かうことにしました。

剣山山頂に到着

晴れるわけもなく辺りは真っ白、次郎笈までの美しい稜線は心眼で眺めてきました。

何にも見えないのですが、この方位盤を使って、この山がこっち方面、あの山があっち方面なんだと山座同定。

ヒュッテに戻って昼食。オススメは半田そうめん。そうめんというと細麺を思い浮かべてましたが、うどんほどの太さなのでびっくり、これが素麺なんだと食べてみると、柔らかくて、つるっとした麺。晴れないかなと思いながら、ゆっくりと食事をとりましたが、晴れ間が出ることはなかったので下山することに。

刀掛けの松

現地にいるとにきには随分枯れた松だななんて思ってましたが、戻ってから調べると山頂に宝剣を納めに行く時に、この末に宝剣を掛けたので、この名前がついたと言うことを知りました。

シャクナゲとヤブデマリ

後ろ髪を引かれる思いで下山。次は晴れてるときに訪れたいと思います。

見ノ越まで戻ってきました。ここからまた2時間ほどかけてクネクネ道を高松駅まで戻ります。

高松まで戻ってきました。ここから伊予西条に向かいます。高松から伊予西条までは特急列車往復 S切符がお得です。

特急いしづち19号。伊予西条までは1時間半程度あるので、ビールを飲みながら今日の登山を思い返していました。

伊予西条に到着。駅のホームに降り立つと石鎚山登山下車駅の看板。

この後はホテルにチェックインしたら、近くの飲み屋で、地酒と地のものに舌鼓。いい気分になったらホテルに戻ってちょっと横になっていたら、朝まで爆睡してました。

DAY2

2日目は伊予西条駅からバスに乗って石鎚山に向かいます。

登山後は高松まで移動するので、こちらのコインロッカーにスーツケースを預けました。数は多くないですが、金曜でも空いていたので利用者は少ないと思います。もし、コインロッカーが空いてない場合は、前日泊まったホテルに預けることもできます。

駅前ロータリーのバス乗り場。バスの時間に近づいてくると、登山者の方が続々とやってきます。海外の方が何人もいたのでグローバルに知れ渡っているだと実感しました。

1時間もかからずに登山口に到着。

ロープウェーを使って山頂成就駅まで向かいます。運賃は往復で2200円でした。

山頂成就駅に到着、ここから登山スタートです。

石鎚中宮神社

ここから本格的な登山が始まります。

門をくぐって登山道に入ります。まずは八丁坂を下って行きます。

石鎚山までは3.5キロ。先はまだまだ長い。

八丁坂の鞍部。ここからはしばらくの間、登りが続きます。

試しの鎖

鎖を登る箇所は何箇所かありましたが、後で振り返ると、ここの鎖場が1番怖かったです。

鎖はとても太くしっかりしています。つなぎ目は大きな穴が空いてるので、そこにつま先を突っ込みながら登りました。

試しの鎖の終点まで行くと、あたり一面、雲海に覆われて幻想的な眺望。

コスミレとツツジ科の花が登山度を彩っています

夜明峠

前方には、石鎚山頂が視界で捉えられるようになりました。

一の鎖

登ろうかなぁと思って見上げると渋滞してたので、ここだけはスルーしました。

二の鎖元小屋。ここからは、雲海に浮かぶ嶺々を見渡すことができます。

二の鎖。三点支持に注意しながら登っていきます。

二の鎖の頂上

登ってきたルート。眼下には次の方が登ってきていました。

三の鎖

山頂まではもう少し、最後はちょっと長いのですが、慎重に上って山頂を目指します。

山頂に到着すると、目の前には写真でよく見る景色が目に飛び込んできました。

目線の先にある山と方位盤を見ながら、ここでも山座同定。

せっかくなので、天狗岳まで行ってきました。こちらまで来ると、登山者数はぐっと減って開放感。そして360度の眺望を貸し切り。

山頂小屋方面を眺めながら、ゆっくりと昼食。

石鎚山頂上山荘まで戻ってきました。

剣山頂上ヒュッテとのコラボ手拭いゲット。その他にも2種類を購入。

時間があれば、あちらの稜線も歩いてみたい。

雲海を眺めながら下山します。

石鎚山頂成就駅まで戻ってきました。雲海は晴れることなく1日中幻想的な景色を見せてくれました。

四国遠征の旅は、移動時間などもあるので、あっという間に終わってしまったという感じでしたが。次に来るときには、もう少しゆっくりとロングコースをたどって、小屋泊などもしたいと思います。

おまけ

最終日は、晴れれば剣山にリベンジへ行こうと思っていましたが、100%雨予報だったので、以前から行ってみたかった大塚美術館に行ってきました。全てがフェイクなのですが、世界の名画を1カ所で全て見れて、とても良い時間を過ごすことができました。

剣山
6:55 羽田
8:10 高松空港
11:02 見ノ越
11:17 西島駅
11:33 大剣神社
12:06 剣山山頂
12:15 剣山頂上ヒュッテ
13:03 刀掛ノ松
13:10 西島駅
16:50 高松駅
18:20 伊予西条駅

石鎚山
8:32 石鎚山ロープウェイ前バス停
8:48 山頂成就駅
9:07 成就社
9:25 八丁のコル
10:33 夜明峠
10:49 一ノ鎖
10:57 ニノ鎖
11:24 三ノ鎖
11:38 石鎚山 弥山
11:53 天狗岳
13:51 八丁のコル
14:23 山頂成就駅
16:28 伊予西条駅
17:57 高松駅

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