【北アルプス】乗鞍岳 残雪と春山バスに揺られて

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登山雪山登山

2024年5月4日に北アルプスの乗鞍岳に登ってきました。

残雪を歩きたくて何処に行こうか考えてましたが、春山バスの運行が開始したとの記事を見て乗鞍岳にしました。コースは春山バスで位ヶ原山荘まで移動してそこから乗鞍岳のピストン。青空の中、奥穂高などを眺めながらの残雪歩きはとても思い出に残る1日になりました。

朝6:30頃に乗鞍高原観光センターに到着。春山バスは8:22 が始発なので、少しの間、仮眠をとります。

と、その前に春山バスのチケットを購入します。料金は往復で4000円になります。

8:22 こちらからバスに乗り込んで位ヶ原山荘へ向かいます。

9:30 位ヶ原山荘に到着

途中の停留所で待ってる人たちを乗せたバスも一緒に向かうので、1時間ほどかかりました。

バスを降りて準備をすませたら登山スタート

歩き始めて、15分ぐらいした所で斜度きつめな所が出てきたのでアイゼンをつけました。

スタートして、30分程登ると目の前が開けました。空一面、青空で絶好の登山日和。

気温も高くて、この時点でTシャツ一枚になっていました。

太陽が照りつける緩斜面を登っていきます。

アイゼンを付けるのが少し早かったようです。かと言って、つけたり外したりも面倒なのでこのままで行くことに。

肩の小屋口バス停付近

雪解けも進んで所々、アスファルトも出てきていました。

乗鞍コロナ観測所

この辺は結構斜度もありました。雪も緩んできたので、一歩一歩蹴り込んで登っていきます。

軽アイゼンの方もいましたが、下りを考えると12本爪が安全かと思います。

久しぶりのアイゼンは重く、なかなか足が前に出ないので、少し進んでは景色を眺めてを繰り返していました。

振り返ると穂高岳の眺望。これを見たかった。

ここまで近いと前穂高から奥穂高へ続く吊り尾根も肉眼でもハッキリと見ることができます。

穂高岳の手前に見えるは焼岳、あちらもきっと賑わっているんだろうな、なんて思いながら眺めを楽しんでいました。

下に目を向けると、続々と登ってきます。BCが7割、登山者は3割くらいの割合くらいだと思います。

山頂が見えてきました。山頂付近は雪解けも進んで部分的に夏道も出ていました。

12:25 乗鞍岳山頂に到着

3026m 剣ヶ峰の標識。その先には御嶽山を見ることができます。

御嶽山のズーム

雪解けが始まった火口湖。雪解けしている所はエメラルドグリーンがとても綺麗

夏道の階段をベンチ替わりにして昼食にします。

この景色を眺めながらのご飯は3割増しで美味しかった。

13:10 下山開始

位ヶ原山荘から下山バスが15:24発。時間に余裕があるので、ゆっくり下ります。

雪割れが起きている所などもありましたが、深いわけではないので危険なわけではありません。

少し歩いては景色を眺めてを繰り返しながら下っていきます。

午後になって雲が出てきましたが、それでもよい天気

バス停付近まで降ってきました。まだまだ時間はあるので、適当な石に腰掛けてしばらく小休止

ハイマツ付近に雷鳥いないか探しましたが、今日は出会うことができませんでした。

穂高岳が見れるのもこの辺りまでなので、目に焼き付けておきます。

位ヶ原山荘が見えてきました。

入山ポイントまで戻ってきました。

山荘前には多くの方がバス待ちをしていました。

地べたに座ってバスの時間までまったり。

本日の戦利品(手拭い)

春山バスで行く乗鞍岳は晴天にも恵まれ、素晴らしい景色を眺めることができてとても良い日になりました。また、機会があれば訪れたいと思います。

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