あけましておめでとうございます。
2021年1月3日 白銀の剣ヶ峰山の尖りを見たくて武尊山に行ってきました。今年で3年連続で通っています。
自分の中では今までに登った雪山の中でも一番のお気に入りでここ数年、新年一発目に登っています。川場スキー場までのアクセスがよくリフト頂上の1870mよりスタートができて比較的なだらかな稜線歩きというのも通いやすい理由になっています。新年早々ガッチリの登山はしんどいですし。
川場スキー場の駐車場に到着。リフトが動き出すまで時間がないので急いで準備を済ませたらまずはリフトチケットの購入にカウンターへ向かいます。カウンターでは登山届けの提出と入山時に義務化されているココヘリのレンタルと共にリフトチケットを購入。昨年は随分並びましたが今年は待たずに直ぐに購入できました。リフト料金を知りたい方は↓こちらに書いてますので確認してください。
ゲレンデ下からリフトを2つ乗り継いでゲレンデトップまで移動。雲が出てますが青空も薄らと見えるので天候もそこそこ期待できます。
注意を促す「Danger!!」看板。この看板も毎年見てるのでもう顔馴染みです
アイゼンを着けながらルートを確認すると今年はたっぷりと雪がありそう。早く歩き出したい気持ちが前のめりになりますがそこはグッと堪えてルート確認やアイゼンがしっかり履けてるかなどチェックを済ませてから出発。
登りはじめはふかふかの雪の斜面をトレースに沿って登って行きます。
霧氷がキラキラ輝いてて見入ってしまう
序盤に出てくる急な登り。カラダがまだ温まってないので一歩進むたびに脹ら脛がピキピキして痛みますががここは我慢して登っていく。
急登を終え霧氷を横目にしながら剣が峰山を目指します。
この辺りまでくると雪もしまってサクサクといい音を奏でながら歩んでいけます
今年の剣が峰山は真っ白に雪化粧してます。斜面をヒップソリで滑ったら気持ちよさそう、持ってくればよかったと後悔。
昨年の山、剣ヶ峰山に到着。ここから先に進むか判断するにベストポイント。
武尊山の山頂部分は風雪に覆われてますが稜線は見えているので先に進むことにしました。
この辺りまでくると霧氷から樹氷に成長中の木立が目立ってくる。この成長過程の観察はなかなかの見ものです
武尊山が顔をだしてきました
武尊山へ続くなだらかな稜線。時間的にも余裕があるので少し歩いては写真を撮ったり景色を眺めたりしながらゆっくりと進んでいく。
振り返ると真っ白な剣が峰の尖がりが顔を見せていました。これを眺めたくて毎年ここにきているようなものです。
トレースから少し外れると腿の付け根位まで踏み抜くので注意しながら進んでいく。
武尊山山頂まであと少しという所で風雪によって景色は徐々に奪われていく
武尊山山頂到着。到着した時は残念ながら眺望はありませんでした。
気温は-10℃でしたが弱風だったので寒さはそこまでありません。
三角点はかろうじて頭を出してました。
山頂直下は風が強いのでエビの尻尾が成長中。まだまだこれから大きくなりそう。
少し下った所で食事をしながら晴れるのを待ちます。今日は最近お気に入りの「小海老天そば」七味が効いててなかなかいい味しています。食後のコーヒータイムでも晴れ間が出ないので諦めて戻ることにしました。
雲は流れてるのになかなか尖りを見せてくれない、今日はもうダメかなと思っていたら突如切間から尖りが顔を出してくれました。ここぞと計りに何枚も写真を撮りまくりました。
そして剣ヶ峰山に近づくにつれて徐々に青空も出てきた。
この辺りまでくると太陽に照らされた尖りが輝いてました
剣ヶ峰山への登り返し、急坂の登り返しなのでアイゼンをしっかりと蹴り込みながら小幅で登っていきます。
無事に山頂まで登り返し
山頂からの眺望は素晴らしいかった
快晴で心地よく下山するのがもったいなくてしばらく景色を眺めてました。
自然の造形美はいつ見ても心を奪われる
冬の日光白根山はまだ登ってないのでタイミングあえば登りに行きたい。赤城山は大沼で釣ったワカサギを山頂で天ぷらにして食べたらめちゃ美味しだろうなと妄想してるのでいつかは実現したいと思います。
ゲレンデトップが見えきました、降りたくなくて後ろ髪を引かれる
戻ってきました。今日の山行を振り返りながらリフトに乗るためにアイゼンとピッケルをしまって下山の準備
ゲレンデ下まで戻ってきました。今回、武尊山山頂での展望は叶いませんでしたが自分の見たかった剣ヶ峰山の眺望は見ることができたので今年は良い年になりそうです。
今年もよろしくお願いします。
登山日:2021年1月3日
コース:
9:03 川場スキー場ゲレンデトップ
9:39 剣が峰山
11:10 武尊山
13:18 剣が峰山
13:38 川場スキー場ゲレンデトップ
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